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2017-12-06 | NEWS, 読み物

[report]アレックス・カーとめぐる城下町竹田アートツアー【番外】[10/14・15開催]

TAKETA ART CULTURE 2017会期中の、10/14(土)と15(日)の午後それぞれ、「アレックス・カーとめぐる城下町竹田アートツアー」を開催しました。
レポートを、【】【】【】【番外】の4本立てで、お届けします。
本ページは最終4本め、【番外】です。

今回のツアーは、「TAKETA ART CULTURE 2017をアレックス・カーさんの視点でめぐる」というのが大きなテーマでした。
アートや日本文化、おもてなしに精通しているアレックスさんが、これだけで満足するわけがありません。

ディナーは、アレックスさんの監修。
場所選びからメニューまで、事前の視察を経て考案していただきました。
会場は、「岡藩の迎賓館」として使用されてきた御客屋敷。

内装のしつらえも、通常とは異なり、アレックスさんのこだわりが反映されています。

例えば、料理を出す机は、竹田市在住の書家で、ディナータイムのアレックスさんとのコラボレーターでもある草刈淳さんのアイデアを生かし、素材感あふれる木を使用。
灯もなるべく暗くし、竹田らしい風情や音を感じられるように。

お料理は、「割烹一竹」による、竹田素材をふんだんに用いた郷土料理。
しつらえに割烹一竹の料理長も興奮され、一生懸命に盛り付けしてくださいました。

いよいよ宴の始まり。
アレックスさん渾身のふるまいに、参加者のみなさんも目を輝かせていました。
竹田の地ビールでの乾杯の後、アレックスさんを囲んでの賑やかな夕食。
ツアーの感想や、ツアーに参加した動機、アレックスさんへの想い・・・。
そして自然と各自が自己紹介をする流れになり、一体感のある素敵な宴となりました。

そんな夢のような時間もクライマックス。
アレックスさんがおもむろに立ち上がり、部屋の奥に設けられた小スペースへ移動。
書家・草刈淳さんと一緒に、書道パフォーマンスを披露する時がきました。

2人が掛け合いをしながら、気が済むまでアレックスさんが書くという趣向。
「お酒が進むと書も進みます」と、ワイングラスをそばに置き、次々と書き上げるアレックスさんの姿に参加者みな飲まれていました。

アートを愛し、日本文化を愛し、そして周りを楽しませるために渾身のパフォーマンスを見せてくださったアレックス・カーさんに、今あらためて、御礼申し上げます。

※【】【】【】も、是非お楽しみください。

文:藪内成基
写真:藪内成基、山下歩、吉峰拡、堀場さくら

「アレックス・カーとめぐる城下町竹田アートツアー」開催概要

[参加者募集:10/14・15]アレックス・カーとめぐる城下町竹田アートツアー

田能村竹田や瀧廉太郎を輩出した大分県竹田市には、今なお、偉大な先人の感性を育んだ豊かな自然と城下町の風情が残されています。
昨今は、多くの工芸家や芸術家が移住し、新たな創造の場が形成されています。
2011年秋の初開催から毎年展開し、今年で7年めとなる「TAKETA ART CULTURE [TAC]」には、市内外の作家が一堂に介し、城下町エリア各所にてさまざまな企画が催され、多くの来場者が訪れています。
今回は、竹田市の歴史・文化やまちづくりの現場にも造詣の深いアレックス・カー氏をガイドに招き、城下町とアートをともに楽しむ”まちあるき”アートツアーを実施しました。

[開催日]2017年10月14日(土)・15日(日) ※TAKETA ART CULTURE 2017会期中

[タイムスケジュール]
13:00 JR豊後竹田駅集合
15:00 休憩
18:00 ディナー ※アレックス・カー氏による書道パフォーマンス有り
20:00 現地解散

[アレックス・カー プロフィール] 1952年生まれ。イエール大学で日本学を専攻。東洋文化研究家、作家。
1971年に四国の東祖谷山村に茅葺きの古民家を購入。現在は京都・亀岡の矢田天満宮境内に移築された400年前の尼寺を改修して住居とし、そこを拠点に、日本各地をまわり、昔の美しさが残る日本各地の景観を観光に役立てるためのプロデュースを行っている。
著書に『美しき日本の残像』(新潮社)、『犬と鬼』(講談社)、『「日本ブランド」で行こう』(ウェイツ)など。

[主催] 竹田アートカルチャー実行委員会

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2017-12-06 | NEWS, 読み物

[report]アレックス・カーとめぐる城下町竹田アートツアー【下】[10/14・15開催]

TAKETA ART CULTURE 2017会期中の、10/14(土)と15(日)の午後それぞれ、「アレックス・カーとめぐる城下町竹田アートツアー」を開催しました。
レポートを、【】【】【下】【番外】の4本立てで、お届けします。
本ページは、【】【】に続いての3本め、【下】です。

竹田を代表する甘味で鋭気を回復させ、再スタート。

一見、ギャラリーには見えない3階建ての建物が次の目的地でした。
看板には、「馬場家具」。
空きスペースになっており、今後の活用法が期待されている建物です。

フロアごとにアーティストの展示があり、1階に森貴也さんの彫刻、2階に森山楓さんの絵画、3階に山本哲也さんのインスタレーション。
森貴也・森山楓・山本哲也 3人展〜彫刻・絵画・インスタレーション〜」展です。

ともに竹田に移住してきた3名が、竹田で暮らしながら作品制作をしています。
三者三様の作品に、アレックス・カーさんも参加者もみな興味の方向が異なり、それぞれに気になるアーティストや作品と交流を深めていました。

「ここからは少し歩きます。雨に負けずにがんばりましょう」。
旧馬場家具を後にし、現在工事中の竹田市立歴史資料館の脇にある径を登り、緑葉のモミジに覆われた風情ある道を歩きます。
そして右手に見えてきた立派な建物の前で、アレックスさんは力説します。
「ここが文人画家・田能村竹田の家です。ツアーの始めに銅像を見たのを覚えていますか?竹田を代表するクリエイターであり、藩医でもありました」。
アレックスさんお気に入りの空間、旧竹田荘は、竹田に現存する武家屋敷の中で唯一公開している武家屋敷です。

旧竹田荘を過ぎると、本格的に武家屋敷が並ぶ「殿町武家屋敷通り」に入ります。
武家屋敷の入口近くには「古田」の表札。
竹田は茶人武将・古田織部ゆかりの地でもあります。
千利休の一番弟子であり「へうげもの」の愛称で知られた稀代のクリエイター。
今も「織部焼」に名が残ります。
織部の末裔が、城下町竹田の主要な家老として岡藩に尽くしたのです。

殿町武家屋敷通り半ばに狐の石像。脇道に逸れて径を歩くと、突如現れたのが大きな五角形の洞窟。
日本で最後に宣教師が匿われ、しかも江戸時代の禁教期に彫られたとされるキリシタン洞窟礼拝堂です。
その存在感とともに、武家屋敷通りほど近くという立地に一同驚きを隠せませんでした。

アートやキリシタンの足跡に会話を弾ませながら、今回のツアーもいよいよ終盤戦。
県立竹田高校近く、正門の並びの静かな場所にたたずむ「coto」に到着です。
coto 素物と喫茶 作品展「寂」が行われていました。
闇に包まれた空間の中に、尾込真貴子さんの作品が並びます。

奥には喫茶スペースもあり、独特の雰囲気に包まれた空間に、参加者も引き込まれました。

改装を、「coto」店主の尾込真貴子さんとともに手掛けたのは、空間デザイナーの草刈淳さん。

草刈さんは書家としての顔ももっています。
そんな草刈さんの作品にふれられる「クサカリコウボウ」が、今回のツアーの最終地。
cotoからほど近く、草刈さんに先導され、工房へ移動しました。
工房の1階では、力作と一緒に高校生たちがお出迎えしてくれました。
竹田高校書道部・釘宮彩・仲道裕馬・草刈樵峰「書くということ」の、竹田高校書道部のみなさんです。

2階の制作現場は、書道具が所せましと並べられ雰囲気ある空間。
草刈さんがおっしゃるには、貴重な道具も紛れているとのこと。
参加者も目を輝かせながら、書の空間を愉しんでいました。

そして、竹田高校書道部のみなさんの、真剣な制作風景。
恥ずかしそうながら自己紹介するものの、次第に言葉に熱がこもり、書道への情熱がひしひしと伝わってきました。

竹田高校の「アーティスト」とふれあえたことも、TAKETA ART CULTUREの大きな収穫でした。

TAKETA ART CULTURE 2017をめぐるツアーはここで終了。
名残惜しそうに城下町を歩き、御客屋敷前。

実はここで終わりではなく、アレックスさん監修の夕食ディナーを御客屋敷でふるまいます。
期待を膨らませつつ、準備のためしばしの解散となりました。

※【】【】【下】と進み、次はいよいよ最終4本め、【番外】です。

文:藪内成基
写真:藪内成基、堀場さくら、山下歩、吉峰拡

「アレックス・カーとめぐる城下町竹田アートツアー」開催概要

[参加者募集:10/14・15]アレックス・カーとめぐる城下町竹田アートツアー

田能村竹田や瀧廉太郎を輩出した大分県竹田市には、今なお、偉大な先人の感性を育んだ豊かな自然と城下町の風情が残されています。
昨今は、多くの工芸家や芸術家が移住し、新たな創造の場が形成されています。
2011年秋の初開催から毎年展開し、今年で7年めとなる「TAKETA ART CULTURE [TAC]」には、市内外の作家が一堂に介し、城下町エリア各所にてさまざまな企画が催され、多くの来場者が訪れています。
今回は、竹田市の歴史・文化やまちづくりの現場にも造詣の深いアレックス・カー氏をガイドに招き、城下町とアートをともに楽しむ”まちあるき”アートツアーを実施しました。

[開催日]2017年10月14日(土)・15日(日) ※TAKETA ART CULTURE 2017会期中

[タイムスケジュール]
13:00 JR豊後竹田駅集合
15:00 休憩
18:00 ディナー ※アレックス・カー氏による書道パフォーマンス有り
20:00 現地解散

[アレックス・カー プロフィール] 1952年生まれ。イエール大学で日本学を専攻。東洋文化研究家、作家。
1971年に四国の東祖谷山村に茅葺きの古民家を購入。現在は京都・亀岡の矢田天満宮境内に移築された400年前の尼寺を改修して住居とし、そこを拠点に、日本各地をまわり、昔の美しさが残る日本各地の景観を観光に役立てるためのプロデュースを行っている。
著書に『美しき日本の残像』(新潮社)、『犬と鬼』(講談社)、『「日本ブランド」で行こう』(ウェイツ)など。

[主催] 竹田アートカルチャー実行委員会

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2017-12-06 | NEWS, 読み物

[report]アレックス・カーとめぐる城下町竹田アートツアー【中】[10/14・15開催]

TAKETA ART CULTURE 2017会期中の、10/14(土)と15(日)の午後それぞれ、「アレックス・カーとめぐる城下町竹田アートツアー」を開催しました。
レポートを、【】【中】【】【番外】の4本立てで、お届けします。
本ページは、【】に続いての2本め、【中】です。

江戸時代の歴史情緒残る石畳。
「八幡川横丁」は、アレックス・カーさんのお気に入りの通りです。
ご自身のスマートフォンで通りを撮影しながら、通り沿いの蔵の前で立ち止まりました。
「ここは昔、米蔵であり、銭湯にもなりました。入ってみましょう」と国の登録有形文化財の建物を生かした「大蔵清水湯」さんの中へ。

外観は蔵なのに中に入ると昭和時代の銭湯。アレックスさんの言葉が蘇ってきます。

そんな建物とよく合っていたのが写真家・鹿野貴司さんによる写真展「たけたのひと、たけたのいろ。」。
鹿野さんは今夏、大分県竹田市に滞在、市民の日常やものづくりの光景を撮られた写真が展示されていました。

「岡藩の迎賓館」御客屋敷や、ぽっくり地蔵、十六羅漢と雰囲気ある史跡に、アレックスさんの説明に足を止めながら、ふとたどりついた小さな家。

中から出てきたのは全身黒色の服をまとった長身長髪の男性。
ただ者ではないと参加者に一瞬緊張感が走りましたが、男性はとても柔和に自己紹介をはじめ、一気に緊張感がほぐれました。
今回のTAKETA ART CULTURE 2017に、東京から参加されているデザイナー・猿山修さんです。

職人や工場ともに作り上げる器やカトラリーは、シャープに洗練されたデザインの中にも手仕事ゆえの優しい表情を感じることができます。

アレックスさんも参加者も真剣な表情でプロダクトを眺め、早速購入されている参加者もいらっしゃいました。
実は来秋に向けて、猿山さんと竹田市在住クリエイターが協働して新作制作から流通、販売に至るプロジェクトを予定しています。

■デザイナー・猿山修 × 竹田市在住クリエイター 協働プロジェクト
http://www.taketaartculture.com/tac2017_map06/

期待に胸膨らむ見学となりました。

猿山さんの雰囲気ある空間の隣には、TAKETA ART CULTUREの聖地ともいうべき傾いた家。
その名も「gallery傾く家」があります。
「傾く家」は、竹田に移住してきた美術ユニット・オレクトロ二カが運営するギャラリーです。

アレックスさんもオレクトロ二カの作品がお気に入りで、参加者に作品の特徴を説明されました。

「傾く家」には、普段見かけない木製のコーヒードリッパーやカップ、花器、バターケース、ブローチも並んでいました。

聞くと、鹿児島県美山でカフェ「夏の庭」を営む木工作家、吉田耕平さんの作品。
吉田耕平とオレクトロニカ 作品展」です。
吉田耕平さんの作品は、北欧雑貨を思わせる温かみあふれる生活雑貨でした。

「傾く家」を出ると、間もなく「瀧廉太郎記念館」です。作曲家・瀧廉太郎が多感な時期に過ごした屋敷跡です。
先にある小さなトンネルを通ると突如流れる『荒城の月』のメロディー。

「廉太郎トンネル」とよばれるトンネルで、参加者も大盛り上がり。
廉太郎も竹田を代表するアーティストの一人。

廉太郎がかつて荒城の月の舞台、岡城へ駆けたとされる上町通りを歩きながら、通り沿いの和菓子店「但馬屋老舗」に入りました。
文化元年(1804年)創業の歴史ある和菓子店で銘菓「荒城の月」と「三笠野」をいただき、しばしの休息をとりました。

※【】から始まり、【】【番外】に続きます。

文:藪内成基
写真:藪内成基、堀場さくら、山下歩

「アレックス・カーとめぐる城下町竹田アートツアー」開催概要

[参加者募集:10/14・15]アレックス・カーとめぐる城下町竹田アートツアー

田能村竹田や瀧廉太郎を輩出した大分県竹田市には、今なお、偉大な先人の感性を育んだ豊かな自然と城下町の風情が残されています。
昨今は、多くの工芸家や芸術家が移住し、新たな創造の場が形成されています。
2011年秋の初開催から毎年展開し、今年で7年めとなる「TAKETA ART CULTURE [TAC]」には、市内外の作家が一堂に介し、城下町エリア各所にてさまざまな企画が催され、多くの来場者が訪れています。
今回は、竹田市の歴史・文化やまちづくりの現場にも造詣の深いアレックス・カー氏をガイドに招き、城下町とアートをともに楽しむ”まちあるき”アートツアーを実施しました。

[開催日]2017年10月14日(土)・15日(日) ※TAKETA ART CULTURE 2017会期中

[タイムスケジュール]
13:00 JR豊後竹田駅集合
15:00 休憩
18:00 ディナー ※アレックス・カー氏による書道パフォーマンス有り
20:00 現地解散

[アレックス・カー プロフィール] 1952年生まれ。イエール大学で日本学を専攻。東洋文化研究家、作家。
1971年に四国の東祖谷山村に茅葺きの古民家を購入。現在は京都・亀岡の矢田天満宮境内に移築された400年前の尼寺を改修して住居とし、そこを拠点に、日本各地をまわり、昔の美しさが残る日本各地の景観を観光に役立てるためのプロデュースを行っている。
著書に『美しき日本の残像』(新潮社)、『犬と鬼』(講談社)、『「日本ブランド」で行こう』(ウェイツ)など。

[主催] 竹田アートカルチャー実行委員会

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2017-11-28 | NEWS

[参加者募集中11/28]アート作品の「作者」に話をきいてみようの会

キュレーター・花田伸一 × 竹田市在住アーティスト 協働プロジェクト
アート作品の「作者」に話をきいてみよう会

「作品」ってどうやってつくるんだろう?
「アーティスト」はどんなことを考えながら竹田で暮らしているのだろう?
「アーティスト」と言われる人たちが、今までどのようなことを考えながら「作品」を制作し、今、そしてこれから、どのような作品をつくろうとしているのか。

「作品」をつくり発表する、ということについて、大分県竹田市に移住し、竹田市を拠点に作品制作をするアーティスト4組が、自身が制作する作品について口頭等で発表、経歴が異なる3名のゲストと一緒に、ざっくばらんにお話します。

本企画は、2018年10月に行うグループ展(仮)に向けた「キュレーター・ 花田伸一 × 竹田市在住アーティスト 協働プロジェクト」の一環で行います。

日時:2017年11月28日(火)18時(開場:17:45) ※21時終了予定
会場:たけたから(〒878-0012 大分県竹田市竹田町233-1)
参加無料(ただしドリンク/軽食オーダー制:500円)
ゲスト:花田伸一(キュレーター)、 市川靖子(PRコーディネーター)、田尾圭一郎(プロデューサー)
参加竹田市在住アーティスト:オレクトロニカ、森貴也、森山楓、山本哲也
プログラム:参加アーティストによるプレゼンテーション/オープンディスカッション

■プロフィール:ゲスト:3名

□花田伸一 Hanada Shinichi

1972年福岡県福岡市生。北九州市立美術館学芸員、フリーランスを経て2016年より佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授。主な企画『6th北九州ビエンナーレ~ことのはじまり』『千草ホテル中庭PROJECT』『ながさきアートの苗プロジェクト2010 in 伊王島』『街じゅうアート in 北九州2012 ART FOR SHARE』『ちくごアートファーム計画』。企画協力『第5回福岡アジア美術トリエンナーレ2014』『釜山ビエンナーレ2014特別展』他。韓国、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム美術調査。

□市川靖子 Ichikawa Yasuko

多摩美術大学大学院芸術学専攻修了。東京文化財研究所などを経てレントゲンヴェルケ勤務の後、ART@AGNESアートフェアの事務局代表を担当(2006〜2009)。その後、あいちトリエンナーレ2010、アートフェア東京(2011〜15)、ヨコハマトリエンナーレ2011などのプロジェクトで広報事務局を担当。他、京都国際写真フェスティバル(2013〜)、映画『ハーブ&ドロシー 二人からの贈りもの』(2013)、国東半島芸術祭(2014)、混浴温泉世界(2015)広報を担当。横浜美術館広報部所属後、国民文化祭・おおいた2018の広報ディレクターに就任。

□田尾圭一郎 Tao Keiichiro

1984年東京都生まれ。国際基督教大学卒業。大手広告代理店を経て、美術出版社に入社。「美術手帖」にて編集業務、展示企画、コーディネート、地域芸術祭の広報支援などに携わる。
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■プロフィール:竹田市在住アーティスト:4組

□オレクトロニカ Olectronica

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2009年に結成された、加藤亮(大分県大分市出身)と児玉順平(熊本県出身)による美術ユニット。2011年より大分県竹田市を拠点に活動する。「制作と生活」をモットーに、作品制作にとどまらず、空間やアートプロジェクトのプロデュースなども行っている。多種多様に変化していく時代のすき間を、作品や活動を通して埋めることができないか、表現手法にとらわれず模索している。

□森貴也 Mori Takaya

スライドショーには JavaScript が必要です。

1981年熊本県玉名市生まれ、大分県竹田市在住。彫刻家。
2005年大分大学大学院教育学研究科教科教育専攻美術教育専修 修了。

2002年に6人で作った作品『夢の跡』が第6回大分アジア彫刻展で優秀賞を受賞。第7回では個人で出品し、見事に一次敗退。自分の未熟さを知ると同時に、作家への憧れが強くなる。10年後の2012年に、第11回大分アジア彫刻展で 作品『境界』が大分県出身在住作家初の大賞を受賞。
2013年 第25回UBEビエンナーレで作品『境界』が宇部マテリアルズ賞を受賞。 現在、この作品は大分市美術館の屋外に常設されている。
自身の作品制作の傍ら、子ども達に夢を持つことの素晴らしさを伝えるワークショップも好評で実施を続けている。

パブリックコレクション 6点
大分市美術館 1点
朝倉文夫記念館 3点
豊後高田市 2点

□森山楓 Moriyama Kaede

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1992年宮崎県宮崎市生まれ、大分県竹田市在住。美術家。
2015年大分県立芸術文化短期大学専攻科造形専攻を修了。
2017年TSG竹田総合学院にて制作を開始。

画家として大分県を中心に活動。
アクリルと透明水彩を用いて、人物画や心象風景の作品を制作。
作品発表の他にも、アパレルブランド「ACID GALLERY」との作品コラボや、ライブペインティングなどを行っている。

展示
2012年 個展『幸せな生(大学内ギャラリー)』
グループ展『19才(宮崎県Art Space色空)』
個展『森山楓展(フンドーキンマンション108)』
2014年 2人展『7/33(岡山県 晴れ間、大分県 the bridge、宮崎県Art barアンテナ)』
2015年 ACID GALLERY大分店の仮外装をペイント
      ACID GALLERY大分店にて作品展示
      大分FORUSエスカレーター横にて作品展示
2016年 個展『I became you(宮崎県みやざきアートセンター)』
     ACID GALLERY大分店にて作品展示
    個展『I became you(コトブキヤ駅南店)』
    『アートマーケットvol.26(Art Plaza)』ピックアップアーティスト
      ACID GALLERY大分店にて作品展示
2017年
      ACID GALLERY大分店にて店内ペイント
     グループ展『ワンダーアートフェスティバル(宮崎県みやざきアートセンター)』
     個展『花と土(ACID GALLERY 福岡PARCO店)』

□山本哲也 Yamamoto Tetsuya

スライドショーには JavaScript が必要です。

1986年奈良県生まれ、大分県竹田市在住。美術家。

〈個展〉
2007 山本哲也展(ギャラリーSUZUKI/京都・京都)
2009 山本哲也展(ギャラリーSUZUKI/京都・京都)
2010 山本哲也展(ギャラリー勇斎/奈良・奈良)
2016 世界が形になるとき(ギャラリー水琴館/大分・竹田)

〈グループ展〉
2014 TAKETA ART CULTURE 2014(古町/大分・竹田)
2015 TAKETA ART CULTURE 2015(古町/大分・竹田)
   Pickup Artist vol.5(アートプラザ/大分・大分)
2016 TAKETA ART CULTURE 2016(古町/大分・竹田)

■【キュレーター・ 花田伸一 × 竹田市在住アーティスト 協働プロジェクト】とは?

http://www.taketaartculture.com/tac2017_map07-2/
現在およそ40名の移住アーティストが暮らす大分県竹田市は、高齢化率44%、75歳以上の人口比率である後期高齢化率は25%で、1980年には36,000人いた人口は、約22,000人となっており、今後も過疎化が進むと考えらます。
地域で人が減っていく中で、いかに多様な人材を確保し、地域で暮らし続けるためには何が必要か。多様な価値観の存在を提示する「アーティスト」およびその周辺の人材を中心に据えて、彼らが「作品のレベルアップをしつつ過疎地で暮らし続けるために必要なこと」をテーマに、まずは2018年秋に行われる「国民文化祭・おおいた2018」に向けて、ゲストにキュレーターの花田伸一を迎え、竹田市在住アーティストの「グループ展」(仮)をはじめとしたプログラムを展開するプロジェクトです。

主催・お問合せ:竹田アートカルチャー実行委員会 http://www.taketaartculture.com/
E-mail: taketaartculture@gmail.com

共催:大分県

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2017-10-23 | NEWS, 読み物

[report]アレックス・カーとめぐる城下町竹田アートツアー【上】[10/14・15開催]

TAKETA ART CULTURE 2017会期中の、10/14(土)と15(日)の午後それぞれ、「アレックス・カーとめぐる城下町竹田アートツアー」を開催しました。
レポートを、【上】【】【】【番外】の4本立てで、お届けします。
さぁ、ツアーがはじまります!
本ページは最初の一歩、【上】です。

14日に参加された13名はなんと全て大分県外から。
15日は大分県内の方が中心でしたが中には長崎から日帰り参加という方もいらっしゃいました。
アレックス・カーさんと竹田市城下町エリアへの関心の高さがうかがえました。

JR豊後竹田駅に集合し、アレックスさんの自己紹介が終わった後、すぐに城下町に繰り出すかと思いきや、竹田橋の手前で足を止めるアレックスさん。
竹田を代表する文人、田能村竹田(たのうむらちくでん)の解説からいよいよアートツアー突入です。

竹田橋を渡ると左手に見えてくる3階建ての古民家。
今年3月にオープンし、1階にはパン屋さん「かどぱん」、2階には「たけた駅前ホステルcue」が入る注目のスポットです。
建物を味わいながら、『よいいくえ モビール展「ぷかぷか」』。
風の吹くままに空中を漂うモビールに、アレックスさんも興味津々でした。

古町商店街に続々オープンするお店を横目にふと止まるアレックスさん。
「竹田はユニークなキリシタン文化がありますよ」。
指さす先にはシャッターの隙間から見える工事現場。
10月28日(土)にオープンする竹田キリシタン研究所・資料館です。

斜め向かいにはTAKETA ART CULTUREのインフォメーションセンターでもある真抄洞shinshodo
「ほらこの場所は大変ユニーク。CDショップをそのまま使っているんですよ」
竹田在住作家さんの作品や、8月に開催された竹田アートキャンプ(主催:竹田アートキャンプ)の話で盛り上がりました。

古町通りの奥に、花が広がるふと気になる工房。
おし花工房 いちりん草」に誘われるようにして入りました。
安松裕子さんは世界的に有名なおし花作家さん。竹田の花にこだわり、花を通じて世界に竹田をPRされています。

個性豊かな店が並ぶ古町通りを後にして下本町通りに入ると、昔懐かしい荒物屋さんや、お茶屋さん、骨とう品屋さんが並びます。

その通りの中に、軒先の花が出迎えてくれる、元々パチンコ屋であるヨーロッパ風の建物、『WARAUHANA』があります。

沖縄県出身で現在竹田市長湯エリア在住の運天達也さんの木の器と、WARAUHANA製作の木の照明。
なんともムードある空間でした。

素材を生かし、穴だらけの木を使った器を見つけ、「どうやってこれで飲むんだろう?」と興奮気味にアレックスさんが語っていました。

WARAUHANAの隣には、シンプルな洗練された空間。
宮崎県出身の漆作家、宮城壮一郎さんの漆工展です。

飫肥(おび)杉の丸太を削り出し、割れているところを漆で埋めて武装化していく、独特の哲学に飲み込まれました。
素材から器への過程が表現されています。

※【】【】【番外】と続きます。

文:藪内成基
写真:藪内成基、山下歩、堀場さくら、友永創介、吉峰拡

「アレックス・カーとめぐる城下町竹田アートツアー」開催概要

[参加者募集:10/14・15]アレックス・カーとめぐる城下町竹田アートツアー

田能村竹田や瀧廉太郎を輩出した大分県竹田市には、今なお、偉大な先人の感性を育んだ豊かな自然と城下町の風情が残されています。
昨今は、多くの工芸家や芸術家が移住し、新たな創造の場が形成されています。
2011年秋の初開催から毎年展開し、今年で7年めとなる「TAKETA ART CULTURE [TAC]」には、市内外の作家が一堂に介し、城下町エリア各所にてさまざまな企画が催され、多くの来場者が訪れています。
今回は、竹田市の歴史・文化やまちづくりの現場にも造詣の深いアレックス・カー氏をガイドに招き、城下町とアートをともに楽しむ”まちあるき”アートツアーを実施しました。

[開催日]2017年10月14日(土)・15日(日) ※TAKETA ART CULTURE 2017会期中

[タイムスケジュール]
13:00 JR豊後竹田駅集合
15:00 休憩
18:00 ディナー ※アレックス・カー氏による書道パフォーマンス有り
20:00 現地解散

[アレックス・カー プロフィール] 1952年生まれ。イエール大学で日本学を専攻。東洋文化研究家、作家。
1971年に四国の東祖谷山村に茅葺きの古民家を購入。現在は京都・亀岡の矢田天満宮境内に移築された400年前の尼寺を改修して住居とし、そこを拠点に、日本各地をまわり、昔の美しさが残る日本各地の景観を観光に役立てるためのプロデュースを行っている。
著書に『美しき日本の残像』(新潮社)、『犬と鬼』(講談社)、『「日本ブランド」で行こう』(ウェイツ)など。

[主催] 竹田アートカルチャー実行委員会

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2017-10-22 | NEWS

10/22(日)【台風に伴うイベント中止のお知らせ 】

本日10/22(日)開催を予定しておりました「TAKETA ART CULTURE 2017」は、
大型の台風21号の接近に伴う天候不良により、
お客様の安全を考慮いたしました結果、やむなく中止とさせて頂きます。

現在、竹田市を含む、県内全域に大雨警報が継続して発令されています。
市外、遠方から楽しみにされていたお客さまにはご迷惑をお掛けいたしますこと、
またイベント開催直前のご案内となりましたことを、お詫び申し上げます。

 


竹田アートカルチャー実行委員会
|お問合せ| taketaartculture@gmail.com
080-3966-6208(児玉),050-3631-8538(澤田)

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