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2018-09-18

[report:2018/08/27-28]ゲストアーティスト・牛島光太郎さん初来竹、キュレーター・花田伸一さん来竹【竹田市在住アーティスト協働プロジェクト】

2017年夏にスタートし、2018年10月6日〜28日で行うこととなった【美術展「昼と夜」牛島光太郎、オレクトロニカ、森貴也、森山楓、山本哲也/キュレーター:花田伸一】。

キュレーター・花田伸一さんの、8月の来竹は、ゲストアーティストである牛島光太郎さんの初来竹時となりました。

2018年8月27日(月)

花田さんが竹田に到着し、まず訪れたのは、森貴也さんが拠点アトリエとしているTSG竹田総合学院です。

7月の花田伸一さん来竹時の打ち合わせを経て、森貴也さんの作品の方向性が決まりました。
作品として展示予定の、実寸大でのテストピースの状況を確認しました。

その後、森貴也さんの作品展示会場となる「竹田キリシタンホール」へ移動し、あらためて展示会場となる現場の確認をします。


森貴也さんの展示会場となる「竹田キリシタンホール」では、「竹田市民劇団おごめん」公演期間真っ最中でした。

「竹田キリシタンホール」は、竹田キリシタン研究所・資料館の施設です。

「竹田キリシタンホール」近くにある、竹田キリシタン資料館のミーティングスペースをお借りして、初来竹したゲストアーティストの牛島光太郎さんと、また、参加アーティストの森山楓さん、トークゲストの、光西寺副住職である相良義和さんと打ち合わせをしました。

森貴也さんの作品展示会場である「竹田キリシタンホール」と、打ち合わせで場所をお借りした竹田キリシタン資料館の後は、森山楓さんの作品展示会場である「cafe & gallery Grandpa」へ。


「cafe & gallery Grandpa」は、オーナーであり、トークゲストでもある西田稔彦さんのお祖父さまが書道教室をしていた、築150年あまりの古民家をリノベーションしたスペースです。
スペースには、お祖父さまが書かれた書が残っています。

森山楓さんの作品展示方法等を現場で検討し、牛島光太郎さんと、トークゲストの小笠原順子さんと、初顔合わせと打ち合わせをしました。

小笠原順子さんは現在、竹田市地域おこし協力隊の一人として、「タケハコ教室」「タケハチシネマプロジェクト」「Taketaつながる食堂」等を展開しています。

牛島さん、小笠原さん、お互いの過去の経歴から、現在のことまで、話が盛り上がりました。
10/7夜の、「かどぱん」でのトークが楽しみです!


「cafe & gallery Grandpa」のはす向かいは、昨年2017年5月に建て替えオープンした竹田市立図書館です。
竹田市立図書館をバックに、パシャリ☆

「cafe & gallery Grandpa」のあとは、オレクトロニカの工房と、岡藩おたまや公園へ。
オレクトロニカ工房とおたまや公園は、江戸時代を通し、竹田市エリア(一部を除く)を治めた中川氏の菩提寺である碧雲寺を「はさむ」かたちで、近くにあります。


一面、ハスに覆われた池が印象的な、8月の「岡藩おたまや公園」。
10月の展覧会会期中には、どのような風景を楽しむことができるのでしょうか。


江戸時代を通し、岡藩を治めた中川公の墓所へ、「ご挨拶」がてら訪問。
「岡藩おたまや公園」内にあります。

この日はその後、晩ごはんをみんなで食べ、2次会はオレクトロニカが主宰する「gallery傾く家」へ。
遅くまで話をし、次の日に備えました。

2018年8月28日(火)

前日27日が、月曜日で閉館日だったため訪問できなかった「旧竹田荘」へ。
「旧竹田荘」は、ゲストアーティスト・牛島光太郎さんの展示会場のひとつです。

「旧竹田荘」は、豊後南画家・田能村竹田が住み、拠点としていた場所で、国の史跡に指定されています。
管理人さんから、「旧竹田荘」や田能村竹田のお話を聞くことができました。

牛島さんが展示場所に決めたのは、田能村竹田が、城下町の景色を好み、楽しんだという2階の部屋です。

「もの」だけではなく「ことば」も作品の要素となるのが特ちょう的な、牛島さんの作品です。
絵、詩、書・・・いろいろな要素が合わさり、出来上がる田能村竹田の世界と、いかに出会うのか、楽しみです。

お昼ごはんは「友修」で、夏季限定の「かぼすそば」をいただきました。

展覧会の大枠を決め、作品への考察を深めるトークゲストたちとの打ち合わせをした、8月の花田伸一さん来竹でした。

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