[参加者募集中11/28]アート作品の「作者」に話をきいてみようの会
キュレーター・花田伸一 × 竹田市在住アーティスト 協働プロジェクト
アート作品の「作者」に話をきいてみよう会
「作品」ってどうやってつくるんだろう?
「アーティスト」はどんなことを考えながら竹田で暮らしているのだろう?
「アーティスト」と言われる人たちが、今までどのようなことを考えながら「作品」を制作し、今、そしてこれから、どのような作品をつくろうとしているのか。
「作品」をつくり発表する、ということについて、大分県竹田市に移住し、竹田市を拠点に作品制作をするアーティスト4組が、自身が制作する作品について口頭等で発表、経歴が異なる3名のゲストと一緒に、ざっくばらんにお話します。
本企画は、2018年10月に行うグループ展(仮)に向けた「キュレーター・ 花田伸一 × 竹田市在住アーティスト 協働プロジェクト」の一環で行います。
日時:2017年11月28日(火)18時(開場:17:45) ※21時終了予定
会場:たけたから(〒878-0012 大分県竹田市竹田町233-1)
参加無料(ただしドリンク/軽食オーダー制:500円)
ゲスト:花田伸一(キュレーター)、 市川靖子(PRコーディネーター)、田尾圭一郎(プロデューサー)
参加竹田市在住アーティスト:オレクトロニカ、森貴也、森山楓、山本哲也
プログラム:参加アーティストによるプレゼンテーション/オープンディスカッション
■プロフィール:ゲスト:3名
□花田伸一 Hanada Shinichi
1972年福岡県福岡市生。北九州市立美術館学芸員、フリーランスを経て2016年より佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授。主な企画『6th北九州ビエンナーレ~ことのはじまり』『千草ホテル中庭PROJECT』『ながさきアートの苗プロジェクト2010 in 伊王島』『街じゅうアート in 北九州2012 ART FOR SHARE』『ちくごアートファーム計画』。企画協力『第5回福岡アジア美術トリエンナーレ2014』『釜山ビエンナーレ2014特別展』他。韓国、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム美術調査。
□市川靖子 Ichikawa Yasuko
多摩美術大学大学院芸術学専攻修了。東京文化財研究所などを経てレントゲンヴェルケ勤務の後、ART@AGNESアートフェアの事務局代表を担当(2006〜2009)。その後、あいちトリエンナーレ2010、アートフェア東京(2011〜15)、ヨコハマトリエンナーレ2011などのプロジェクトで広報事務局を担当。他、京都国際写真フェスティバル(2013〜)、映画『ハーブ&ドロシー 二人からの贈りもの』(2013)、国東半島芸術祭(2014)、混浴温泉世界(2015)広報を担当。横浜美術館広報部所属後、国民文化祭・おおいた2018の広報ディレクターに就任。
□田尾圭一郎 Tao Keiichiro
1984年東京都生まれ。国際基督教大学卒業。大手広告代理店を経て、美術出版社に入社。「美術手帖」にて編集業務、展示企画、コーディネート、地域芸術祭の広報支援などに携わる。
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■プロフィール:竹田市在住アーティスト:4組
□オレクトロニカ Olectronica
2009年に結成された、加藤亮(大分県大分市出身)と児玉順平(熊本県出身)による美術ユニット。2011年より大分県竹田市を拠点に活動する。「制作と生活」をモットーに、作品制作にとどまらず、空間やアートプロジェクトのプロデュースなども行っている。多種多様に変化していく時代のすき間を、作品や活動を通して埋めることができないか、表現手法にとらわれず模索している。
□森貴也 Mori Takaya
1981年熊本県玉名市生まれ、大分県竹田市在住。彫刻家。
2005年大分大学大学院教育学研究科教科教育専攻美術教育専修 修了。
2002年に6人で作った作品『夢の跡』が第6回大分アジア彫刻展で優秀賞を受賞。第7回では個人で出品し、見事に一次敗退。自分の未熟さを知ると同時に、作家への憧れが強くなる。10年後の2012年に、第11回大分アジア彫刻展で 作品『境界』が大分県出身在住作家初の大賞を受賞。
2013年 第25回UBEビエンナーレで作品『境界』が宇部マテリアルズ賞を受賞。 現在、この作品は大分市美術館の屋外に常設されている。
自身の作品制作の傍ら、子ども達に夢を持つことの素晴らしさを伝えるワークショップも好評で実施を続けている。
パブリックコレクション 6点
大分市美術館 1点
朝倉文夫記念館 3点
豊後高田市 2点
□森山楓 Moriyama Kaede
1992年宮崎県宮崎市生まれ、大分県竹田市在住。美術家。
2015年大分県立芸術文化短期大学専攻科造形専攻を修了。
2017年TSG竹田総合学院にて制作を開始。
画家として大分県を中心に活動。
アクリルと透明水彩を用いて、人物画や心象風景の作品を制作。
作品発表の他にも、アパレルブランド「ACID GALLERY」との作品コラボや、ライブペインティングなどを行っている。
展示
2012年 個展『幸せな生(大学内ギャラリー)』
グループ展『19才(宮崎県Art Space色空)』
個展『森山楓展(フンドーキンマンション108)』
2014年 2人展『7/33(岡山県 晴れ間、大分県 the bridge、宮崎県Art barアンテナ)』
2015年 ACID GALLERY大分店の仮外装をペイント
ACID GALLERY大分店にて作品展示
大分FORUSエスカレーター横にて作品展示
2016年 個展『I became you(宮崎県みやざきアートセンター)』
ACID GALLERY大分店にて作品展示
個展『I became you(コトブキヤ駅南店)』
『アートマーケットvol.26(Art Plaza)』ピックアップアーティスト
ACID GALLERY大分店にて作品展示
2017年
ACID GALLERY大分店にて店内ペイント
グループ展『ワンダーアートフェスティバル(宮崎県みやざきアートセンター)』
個展『花と土(ACID GALLERY 福岡PARCO店)』
□山本哲也 Yamamoto Tetsuya
1986年奈良県生まれ、大分県竹田市在住。美術家。
〈個展〉
2007 山本哲也展(ギャラリーSUZUKI/京都・京都)
2009 山本哲也展(ギャラリーSUZUKI/京都・京都)
2010 山本哲也展(ギャラリー勇斎/奈良・奈良)
2016 世界が形になるとき(ギャラリー水琴館/大分・竹田)
〈グループ展〉
2014 TAKETA ART CULTURE 2014(古町/大分・竹田)
2015 TAKETA ART CULTURE 2015(古町/大分・竹田)
Pickup Artist vol.5(アートプラザ/大分・大分)
2016 TAKETA ART CULTURE 2016(古町/大分・竹田)
■【キュレーター・ 花田伸一 × 竹田市在住アーティスト 協働プロジェクト】とは?
http://www.taketaartculture.com/tac2017_map07-2/
現在およそ40名の移住アーティストが暮らす大分県竹田市は、高齢化率44%、75歳以上の人口比率である後期高齢化率は25%で、1980年には36,000人いた人口は、約22,000人となっており、今後も過疎化が進むと考えらます。
地域で人が減っていく中で、いかに多様な人材を確保し、地域で暮らし続けるためには何が必要か。多様な価値観の存在を提示する「アーティスト」およびその周辺の人材を中心に据えて、彼らが「作品のレベルアップをしつつ過疎地で暮らし続けるために必要なこと」をテーマに、まずは2018年秋に行われる「国民文化祭・おおいた2018」に向けて、ゲストにキュレーターの花田伸一を迎え、竹田市在住アーティストの「グループ展」(仮)をはじめとしたプログラムを展開するプロジェクトです。
主催・お問合せ:竹田アートカルチャー実行委員会 http://www.taketaartculture.com/
E-mail: taketaartculture@gmail.com
共催:大分県